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東京大学ブロックチェーン公開講座2024年第02回を受講しました。今回は、そのサマリです。前回は以下の記事です。
今回から本格的な内容がスタートします。
簡単なサマリのみ、このニュースレターではお伝えしていきます。特に需要がなさそうならこのシリーズは終了しますので、継続希望の方はいいねやXでの記事のシェアをよろしくお願いいたします。
DIVE INTO CRYPTO!
東京大学ブロックチェーン公開講座2024年第02回
2回目の今回は、ビットコインの入門になります。
最初は前回のおさらいから始まりました。トラストという概念とは何かを検討していました。
トラスト
意識することがないくらい浸透しているもの
トラストがないもの(=トラストレス)が必ずしも「理想的」ということではない
特殊な(特定の)状況において、トラストレスな状況が最適な場合もある
トラストを前提にしない方が便利、つまり何の知りもしない相手であろうとも安全に誰もトラスとすること無く(プロトコル=ルールをお互いトラストする)オンライン上で取引できる
という話を振り返りました。
以下よりビットコインとはどういうものか?ということを基本から立ち返り考えます。
ビットコイン
2009年ローンチ、トラストレス
PayPalとかは、完全なBTCで支払いじゃなく法定通貨建てを挟んでいる
電子マネーとの違い
電子マネーは前払式の日本円
暗号資産は通貨と同じものと考えている
現実的には通貨として使えない(現時点)
FT(ERC-20)
NFT
DEX
上記の振り返り。
DEXでは、スマートコントラクトを用いてトークンの交換が行える。日本円で38兆円の取引がされている。
ステーブルコインについて。
コンソーシアムタイプのブロックチェーンの在り方と事例
序盤の話のまとめ。
ここから、ビットコインの仕組み、各論に入る。
ハッシュ関数とは?
普通のWebサービスとビットコインの仕組みの違い
ビットコインのトランザクションの仕組み
UTXO(Unspent Transaction Output)の仕組み
要するに、未使用のトランザクションからトランザクションを作る
おつりを自分のアドレスに送るトランザクションが作られる
いちいち調べ直ししなくても良いしくみ
フルインデックスウォレット
軽量ウォレット
持ち主のUTXOのみ
ヘッダーしか持ってない
他のフルノードに中身のUTXOを問い合わせる
トランザクションはTXプールに入れられる
マイニング(10分に1回)
マイニングの目的
一定量の電力・計算量が注ぎ込まれたことへの対価がビットコイン
ファイナリティの問題:1回ブロックに含まれたからといって安心できない
6ブロック深度あれば慣例的にファイナリティとみなせる
ウォレットとは?
公開鍵暗号方式を理解する
秘密鍵の生成を理解する
このあたりの詳細は記憶するというより、イメージを持つことを優先してよいと思われる。何度も繰り返し理解したい部分。
公開鍵の仕組み
秘密鍵から導出される公開鍵によって、署名されたことがわかれば、その公開鍵に紐づく秘密鍵の所有者であると分かる
逆に公開鍵から秘密鍵を割り出すことはできない
その割り出せない仕組みに楕円曲線暗号(secp256k1)が利用されている
どういう計算で証明されているかを理解することは大切だが、上記の仕組みとポイントのみ抑えておけばここでは問題ない。繰り返し出てくるたびに思い出して理解を深めれば良い。
本日は以上です!
📜 Disclaimer
このニュースレターは、教育目的の情報提供を主旨としており、投資や金融、税に関するアドバイスではありません。ご自身での調査やデューデリジェンスが必要です。