このニュースレターでは、Web3に興味のある方、Web3関連の情報収集を効率化したい方に向け、話題のプロジェクトやトピックをやさしく解説していきます。毎週水曜日朝6時に配信しておりますので、情報収集にぜひお役立てください。クリプトを楽しみながら一緒に学習していきましょう。
Ethereumのレイヤー2ソリューション(以下、L2)のArbitrum(アービトラム)にて、「Arbitrum Odessey」というイベントが始まりましたので、増刊号🗞をお送りします。
Podcastでも解説していただきました。
このイベントは、Arbitrumのプロダクトをたくさん利用してもらうことを目的にしており、条件を達成しつつタスクをこなせば、NFTが入手できます。
また、Optimismでトークン発行とエアドロップがあり、同じL2であるArbitrumに対してもエアドロップの期待感が高まっています。(公式にエアドロップするとアナウンスはされていませんので、確約するものではないことをご了承ください。)
参考:🎈Optimismのトークン発行とL2ガバナンスの意義
今回は、このイベントの以下の点についてまとめます。
Arbitrum Oddeseyの概要
Arbitrum Oddeseyに参加する理由
Arbitrum Oddeseyの参加方法
「最初からやっておらず、乗り遅れたとしてもまだ間に合いますか?」といった疑問がある方もいらっしゃるかもしれません。この点についてもまとめますので、ぜひ参考にしていただければと思います。なお、必ず注意事項を確認してから、必ず自己判断の上でお願いします。
それでは、今週もよろしくお願いします!
Main Topic:【Arbitrum Odessey】📆 NFTスタンプラリーでエアドロップに備える
Arbitrum Oddeseyの概要
Arbitrumとは、EthereumのL2でTVLが最も多いであり、Offchain Labsというスタートアップが開発しており、今回の主催もこちらです。
公式Blog:https://medium.com/offchainlabs/the-arbitrum-odyssey-87d6e11171d5
このイベントは6月21日からはじまり、7週間続きますので全体としては8週間となります。以下が、アナウンスTweetです。
Week1は、6/21-27 です。
ブリッジがテーマとなっており、上記ツイートの中にあるプロジェクトを「お触り」することによりユーザーはこのイベントに参加したことを証明するArbi-verse NFTが1つもらえます。
また、取引量が最も多かったプロジェクトを使っていたら、もう一つボーナスNFTが手に入ります。
Arbitrum Oddeseyに参加する理由
冒頭でも触れましたが、Arbitrum自体のトークン発行とエアドロップの対象者の条件にこのイベントに参加しているユーザー(ウォレット)が対象になる可能性があります。
また、Arbitrum上にあるプロジェクト自体もまだトークンを発行していないので、このイベントに参加し、プロジェクトを利用しておくことでエアドロップをもしした場合、対象となる可能性があります。
なお、最近の傾向としては、エアドロップされる対象となるためには、一定金額以上($1000ドル以上、複数回利用など)を利用していることが条件となる傾向があります。
Arbitrum Oddeseyの参加方法
Week1では、Hop ProtocolでETHをブリッジをしておくのがおすすめです。プロトコルへのアクセスはArbitrumが提供しているポータルサイトが便利です。
※Arbitrumの公式ブリッジは対象外です。
※プロジェクトの安全性を保証するものではありません。自己判断でお願いします。
Hopはすでにトークン発行についてアナウンスがありましたが、現状最も今回のイベントで利用されているブリッジであり、ボーナスNFTをもらえる対象のプロジェクトとなる見込みです。
また、Duneでアナリティクスが公開されていますので、こちらも参考になるかと思います。
https://dune.com/springzhang/arbitrum-odyssey-event-tracking
なおNFTのミントは無料ですが、トランザクション手数料がかかります。このトランザクションにはArbitrum上のETHが必要です。
このイベントを通して13/16個以上のNFTを集めれば、最終的なイベントの条件を満たし完了したことを証明するNFTを入手することができます。
つまり、Week1での参加を逃してもWeek2以降、ボーナスNFTを効率よく集めることができれば完了NFTをもらえる可能性があります。
以下のArbitrumのDEXアグリゲーターであるRangoでは、Rangoを利用して、Tweetのタスクをこなせば、特典を提供する旨のツイートがされています。
RangoはArbitrum上のDEXの中から、価格差の有利な取引を実行できます。Arbitrumの公式TwitterでRTされているものを追ってみれば今回の便乗エアドロップをうまく活用することができるかもしれません。
Odysseyは2週目以降、週に2種類のdAppsでタスクをこなしく必要があります。2週目~8週目まで計14のNFTを取得できます。
スケジュールは以下の通りです。*日付はESTです。
week1:ブリッジウィーク(6月21日~6月28日)
week2:Yield ProtocolとGMX(6月28日~7月5日)
week3:Aboard ExchangeとTofuNFT(7月5日~7月12日)
week4:UniswapとApex(7月12日〜7月19日)
week5:1inch、Izumi/Yin Finance(7月19日〜7月26日)
week6:Dodo、Swapr(7月26日〜8月2日)
week7:TreasureDAOとBattlefly(8月2日〜8月9日)
week8:IdeamarketとSushi(8月9〜8月16日)
Week2以降の具体的なタスクはまだ明かされていませんので、公式Twitterをフォローするか、Discordに参加しておくことがおすすめです。FAQも参考になります。
⚠️注意事項
Arbitrumはまだベータ版です。ネットワーク遅延やガス代も高騰することが予想されます。また、セキュリティ上の危険性は高まっています。
具体的には、ブリッジしたプロジェクトで資金流出して、原資を引き出せないといったことや、ハッキングされたプロジェクトを利用して単純に資産を抜かれる危険性などがあります。
また、Dappsという性質上、Arbitrum公式がHPに掲載しているからといって、そのプロジェクトがラグらないとも限りません。
その辺りを十分考慮し、必ず余裕資金にしましょう。
また、このニュースレターは、投資を推奨するものではなく、教育・情報提供を目的にしており、トラブルがあった際の責任を負うものではありません。
本日のMain Topicは以上です。
もし、「わかりやすい」、「ここが面白かった」といった感想をTwitterでシェアして教えていただけたらありがたいです。より良いニュースレターにしていくために参考にさせていただけたら嬉しい限りです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
Arbitrumは実は数ヶ月前にYouTubeで動画解説していたりします。もし興味がある方はこちらも参考になれば幸いです。
こうした増刊号をもっと読んでみたいという方は、ぜひTwitterでシェアしていただければ今後の運営方法の参考とさせていただければと思います。
それでは、また。
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