読者の中で以下のような悩みはないだろうか?
エアドロップを最小限のコストとリスクで最大のリターンを得たい
どのタスクをすればエアドロップを貰える可能性があるのか調べるのがめんどくさい
そんな方には今回紹介するボットは朗報となるだろう。
今回は、上記の悩みを解決するエアドロップタスクを自動で消化してくれるボットの使い方を解説する。
ただし、うまい話にはリスクが伴うことも忘れてはいけない。必ずリスクを理解した上でデューデリジェンスを行っていただく必要があることを念を押す。
それでは本日もよろしくお願いします。DIVE INTO CRYPTO!
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Contents
LootBotとは
LootBotの使い方
LootBotのリスク
今回の内容について音声での補足解説はこちらから。
LootBotとは
Lootbotとは、Telegramにおけるボットのひとつ。ウォレットの設定やエアドロップ戦略の実行を自動化することができる。
Lootbot側で作成してくれるウォレットに入金し、後はエアドロップタスクを消化してほしいブロックチェーンを選択するだけだ。
なお、エアドロップタスクの定義は、以下の2名のインフルエンサーが行っていると思われる。𝗙𝗮𝘀𝘁𝗟𝗶𝗳𝗲氏はフォロワー5.5万人、Mingo Airdrop氏は10万人。
LootBotがローンチしたLOOTトークンのトークンエコノミクスは以下のとおり。レベニューシェアがあるがぼくは購入はしていない。
Telegramボットとは
Telegramのボットは、これを書いている時点で非常に人気がある。特にUNIBOTというDEXでの取引を自動で行ってくれるボットでの取引出来高は、160万ドルを超えている。
参考記事:Crypto Traders Flock to Unibot as Telegram Bot Tokens Near $100M Market Cap
UNIBOTの人気は、UNIBOTトークンの需要にも繋がっている。上記の記事によればUNIBOTで5,400万ドルが取引されており、このうち100万ドル以上をトークン保有者に還元している。
報酬は保有するトークンの量に比例する。保有者は取引手数料の40%と$UNIBOTの総取引量の1%を受け取ることができる。報酬は2時間間隔で計算され、24時間後にClaimできる仕組み。
UNIBOTでの取引高伸びるにつれ、Telegram Bot関連のトークンプライスも上昇してTwitterでも話題になっていた。
個人的にTelegramボットのメリットは、
DappsにアクセスせずにTelegramからかんたんに取引ができる
ミラートレードで儲けてる取引をコピーして取引してくれるので知識が無くても楽に稼げる
という点だと思う。
この点はメリットでもあるが、セキュリティの観点でリスクがある。詳しくは後述する。
LootBotの使い方
LootBotの使い方は非常にシンプル。まずは、LootBotのTelegramのチャンネルにJoinする。以下のようなメッセージが送られてくる。
「Verify invitation code」を入力する必要がある。招待コードを入力する必要があるが、公式ドキュメントに招待コードを記載されている。
もしよろしければインビテーションコード「2aq6bx」をご利用ください。こちらのリンクでもLootBotに招待可能です。
次に、利用規約に同意する。
エアドロップタスクを行うネットワークを選択して、ウォレットを作成するか、インポートするか選択する。絶対に自分の普段使っているウォレットのプライベートキーを入力しないでください。
ここでは、新しくウォレットを作成してもらう(作る数を入力する)。ウォレットの作成が完了すると以下のようなメッセージが出る。ウォレットのアドレスを確認するためにWalletsをクリックする。
表示されたウォレットアドレスに、取引所からEthereumメインネットで入金を行う。他のウォレットアドレスから送金しないのはシビル排除対策で推奨されている方法。シビル対策はドキュメントに記載があるが、CEXを自動で経由させるものもあるようだ(誰のCEXアカウントなのかは不明……)。
入金が完了したら、以下のようなメニュー画面から「Bridge」を行い、「Start」をクリックする。Bridgeは、Ethereumから目当てのチェーンに行う。ウォレットの中には0.04ETH以上を保つことが推奨されている。
Startをクリックすると、以下のような画面になる。ウォレット(W1)をクリックしてConfirmをクリックするとボットが起動する。
ボットが起動するとルーティングが開始する。ルーティングとは、エアドロがタスクを消化する流れを指している。以下のステータスを見ると、これまでの実行歴と今後の予定が見られる。これで定期的に自動でルーティングされはじめる。
ボットの稼働は0.04ETHを下回ると自動で停止する。ボットから離脱したいときは、メニューからウォレットの秘密鍵を表示させて、自分のウォレットにインポートすれば入金された資金の回収ができる。
LootBotのリスク
LootBotは非常にリスクがある。秘密鍵をLootBot側が管理するからである。秘密鍵は言わずもがな、そのウォレットのすべてを握ることになる。
秘密鍵はAES-256方式で暗号化されて、おそらくLootBotのサーバーで記録される。秘密鍵には攻撃者やLootBotのコアチームでもアクセスできない、と説明されているがトラストポイントになることは事実。
エアドロップのために資金を入れたのに、その資金をそのまますべて失う可能性もあるので利用には非常に高いリスクが伴うことを理解しておくことが必要だ。
また、Telegramという性質上、ウォレットを扱うというのはそもそも向いていない。スキャムがアプローチしてくる可能性がある場所でわざわざ頻繁な取引はすべきではない。
その点も考慮して、自己責任で管理ができるひとだけは利用してみる価値はあるかも知れない。
エアドロップタスクの消化を自動化させて聖杯を掴むか、秘密鍵を捧げて魂を売り渡すか、その選択は読者にゆだねる。
本日は以上です。
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