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今週のDeep Diveでは、リアルタイムなトランザクションのUXを目指す、MegaETHというチェーンについて紹介しています。VitalikやEigenLayerのKannanがエンジェル投資としても参加しており、研究もしっかりされている印象で興味深いです。
また、個人的に資産形成を行う上での暗号資産の位置付けやポートフォリオの割合を開示しました。暗号資産の投資に慣れていない人や株式投資と暗号資産投資のバランスをどう考えていけばいいか、という疑問を持ってらっしゃる方の参考となれば嬉しいです。
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⛓️ Resources
blinks (blockchain links) – a new primitive that transforms onchain actions into shareable links.
Enso has closed an additional $4.2m to support the launch of the first intent engine.
Berachain liquid staking protocol Infrared raises funds from Binance Labs in token round
Marathon Digital expands into altcoin mining to diversify revenue streams post-Bitcoin halving
blinks (blockchain links) – a new primitive that transforms onchain actions into shareable links.
Solanaから、Blinkと呼ばれるXのタイムライン上でトランザクションに署名できるような体験が提供できるインターフェイスが発表されました。
オンチェーンでのアクティビティを要求するリンクをシェアできるようです。
Solanaのウォレットである、PhantomやBackpackから機能をオンにすれば、試すことができます。
非常に便利な機能である反面、スキャムによるフィッシングも行いやすくなる懸念があり、普及するかどうかは今のところ不透明です。
Enso has closed an additional $4.2m to support the launch of the first intent engine.
Rollupなどのブロックチェーンにおける実行層の抽象化レイヤーとして、Intentエンジンを開発しているEnsoがクローズドで420万ドルの資金を調達しました。
Ensoは、ロールアップなどのブロックチェーン上のすべてのスマートコントラクト操作を抽象化するネットワークです。
以下の図のように、いくつものブロックチェーンの実行レイヤーとの調整を行い、ひとつに統合したかのようなユーザー体験を提供します。
ロールアップやL1が増え、開発者が最新のフレームワークを統合するのが難しくなってます。Ensoは、どのチェーン上のプロトコルとも簡単に相互作用できる共通インターフェースを提供します。
ARB Staking: Use Surplus Fees to Align Governance
DAO の経済的安全性を向上させ、ガバナンスへのより積極的な参加を奨励するために、将来の余剰シーケンサー料金の 50% を使用する ARB ステーキング メカニズムを実装することが提案されています。
ARB保有者がガバナンス権をアクティブな参加者に委任してステーキングすることで、余剰手数料の一部を受け取ることができます。
背景として、Arbitrum DAOは5000万ドル以上のETHを余剰手数料として蓄積している一方で、ARBの約10%しかガバナンスに使用されておらず、DAOトレジャリーへの攻撃が経済的に魅力的になっています。ARBステーキングは、ARB保有者にガバナンスへの積極的な参加を促すインセンティブを提供し、この問題を解決します。
この提案では、将来の余剰手数料の50%をARBステーカーに割り当て、Unistakerを基にしたカスタマイズを行い、ガバナンスアーキテクチャに適合させる予定です。また、リキッドステーキングを導入し、Tallyプロトコルを通じてステーキングされたARBが流動性を持ちながらガバナンスに参加できるようにします。
今後の予定としては、6月にフォーラムでフィードバックを募り、7月にスナップショットで投票を行い、スマートコントラクトの開発と監査を経て、9月にオンチェーン提案を提出します。提案の完成と監査後には、10万ARBの遡及的支払いを要求する予定です。
Berachain liquid staking protocol Infrared raises funds from Binance Labs in token round
BerachainのリキッドステーキングプロトコルであるInfraredが、Binance Labsから資金調達を行いました。このラウンドは非公開で行われ、Binance Labsが唯一の投資家として参加しました。Infraredは昨年、Berachain Foundationの「Build-A-Bera」プログラムの初期プロジェクトとして立ち上がっています。
Infraredは、Berachainの2つの主要トークンであるBGT(ガバナンストークン)とBERA(ガストークン)に対する2つのリキッドステーキングトークン、iBGTとiBERAを開発しています。これにより、ステーキングしたトークンの流動性を維持しつつ、報酬を受け取ることができます。
Berachainは、今後伸びそうなチェーンの一つだと思っています。
Marathon Digital expands into altcoin mining to diversify revenue streams post-Bitcoin halving
Marathon Digitalは、最新のビットコイン半減期を受けて収益源を多様化するために、オルトコインのマイニングに進出しました。
Kaspaは、ビットコイン、ドージコイン、ビットコインキャッシュ、ライトコインに次ぐ第5位のPoWの暗号資産です。
同社は9月に初めてKaspaマイナーを導入し、これまでに9300万KAS(約1500万ドル相当)をマイニングしていたことを公表し、Kaspaは、現在のネットワーク難易度と価格を考慮すると、最大95%の利益率を実現できるとされています。
Bitcoin startup Rebar raises $2.9M to build MEV products
ビットコインのアナリティクススタートアップであるRebarは、ビットコインベースのMEV関連のプロダクトを開発するために290万ドルのシード資金を調達しました。このラウンドは6th Man Venturesが主導し、ParaFi Capital、Arca、Moonrock Capital、およびUTXO Managementが参加しました。
MEVとは、トランザクションの順序を工夫してより高い手数料を得る方法です。Rebarは、ビットコインでのMEV戦略がイーサリアムのDeFiで見られるものと似ていることに注目し、ネットワークの効率を高めつつ、ユーザーの保護と公平な価値分配を目指すソリューションを開発しています。
特に、Rebarは公開メンプールの代替となる仕組みを構築し、マイナーがトランザクションを効率的に整理できるようにしたいと考えているようです。OrdinalsやRunesといった新しいプロトコルの登場により、ビットコインブロックチェーン上で新たなMEVの機会が生まれているようです。
さらに、Rebarは、フロントランニングを防ぐためのデータ製品とダッシュボードも構築する予定です。
米国証券取引委員会(SEC)が、ConsensysをMetaMaskウォレットを通じた未登録証券の販売で訴えました。
SECは、MetaMaskのSwapsサービスが未登録の証券ブローカーであり、LidoとRocket Poolの未登録証券を販売したと主張しています。
これに対し、ConsensysはSECの行動を「規制の過剰な行動」と反論し、ソフトウェアインターフェースを規制する権限はSECにないと主張しています。
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📜 Disclaimer
このニュースレターは、教育目的の情報提供を主旨としており、投資や金融、税に関するアドバイスではありません。ご自身での調査やデューデリジェンスが必要です。
🫧 Deep Dive
MegaETHのリアルタイムトランザクション体験
Proud to announce MegaETH's $20M Seed Round
MegaETHと呼ばれるリアルタイムな処理が行えるブロックチェーンを目指すプロトコルが、シードラウンドで2,000万ドルの資金調達を発表しました。
投資家の中には、ラウンドはDragonflyが主導しVitalik、Consesysの共同創業社CEOのジョセフ、EigenLayerのファウンダーCEOのスリーラムカナンなども参加しています。バリエーションは公開されていませんが、ファウンダーのコメントでは1億ドルは超えているとされています。
MegaETHのファウンダーのKong氏は、スタンフォード大でコンピュータサイエンスを選考し、Consesysのアドバイザーを努めています。
MegaETHの概要
MegaETHは、EVM互換性のありつつ100,000TPSを実現するリアルタイムなUXを目指しているレイヤー2です。EigenLayerを利用しつつ、異議申し立て機構には、Optimismのfault-proofを採用し、独自に最適化したシーケンサーによるリアルタイムなパフォーマンスを実現するとしています。
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