🧵 ゼロから分かるMEV入門／GLP Warsを理解する

Feb 22, 2023

このニュースレターでは、Web3関連の情報収集を効率化したい方に向け、話題のプロジェクトやトピックをやさしく解説していきます。情報収集にぜひお役立てください。

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Web3 Topics

Lawrenceです。本日は、最近話題のトピックをTwitterのスレッドで投稿しましたので、その補足解説を行います。トピックは以下の2つです。

それでは、今週もよろしくお願いいたします！

コンテンツはスレッドで紹介していますので、該当のツイートをクリックしてぜひご覧ください。

MEVは、ユーザーの視点からするとかなり分かりにくい部類の話題ですし、技術的な部分も多いため理解が難しいかもしれません。

ですが、自分がいつも行っているトランザクションが不要にガス代が高くなってしまったら嫌ですよね？ミント合戦などでガス代を高く支払っても結局無駄になったら悲しいですよね？そういった言わば裏側の問題をより公平にしていくような取り組みとなります。

そういった意味では、MEVの問題が解決に向かえば、ブロックチェーンを利用する全ての人が恩恵を享受できるものです。ぜひ、この機会に知っておくと良いトピックかと思います。

数ヶ月ほど前からGMXというArbitrumとAvalancheで展開しているデリバティブDEXが注目を集めています。GMXに流動性を供給するとGLPというトークンがもらえ、GMXのトレーダーが出した損失を原資に利回りを受け取ることができます。

これはガバナンストークンなどの「見せかけ」の利回りによってAPRを大きく見せる従来のDEXとは異なり、「リアルイールド」（見せかけじゃない利回り）と言われ、人気になっています。

このGLPのバスケットには、USDCやWBTCなどが入れられており、これとデルタニュートラルなポジションを取ることでヘッジしながら、利回りを獲得するという戦略を構築することが可能です。

これを利用して、各DeFiプロトコルが独自の戦略を作り、比較的高い利回りを出すことでユーザーの流動性を奪い合っている現象が起きており、これをGLP Warsと呼ばれるようになっています。

Arbitrumはここ最近かなり好調にTVLを伸ばしており、GMXはその3割を占めるほどの大きなDEXとして急成長しています。引き続きこの動向は拡大していく見込みがありますので、この機会にインプットしておくとよりDeFiを楽しむことができるようになるかと思います。

本日は以上です。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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