このニュースレターでは、Web3関連の情報収集を効率化したい方に向け、話題のプロジェクトやトピックをやさしく解説していきます。情報収集にぜひお役立てください。
Web3 Topics
今日までに、ぼくの目にとまったWeb3関連のトピックをジャンルごとに一覧で掲載します。
💵 Fundings:
🏦 DeFi:
Ethereum Name Service Selects Karpatkey DAO as Endaoment Fund Manager
Cosmos-based DeFi protocol Onomy raises $10 million: Exclusive
⛓ Layers:
🎟 NFTs:
🧵 Tweets:
👔 Enterprises:
Web3 and VR gaming studio Thirdverse raises $15 million in latest funding round
Polygon’s ‘Secret Sauce’: Why Starbucks, Meta, and Reddit Chose the Ethereum Scaler
⚔️ Regulations:
Stablecoins could offer central banks a shortcut, says New York Fed advisor
Bank of Japan to Run CBDC Experiments With Country's Megabanks: Report
📰 Readings:
Main Topics: コラム:”Web3と英語学習”
2.ストラテジーとロードマップ
こちらのコラムは、Web3と英語学習と題してWeb3を楽しむためにぼくが実際に取り組んだ英語学習方法を紹介しています。クリプトに関係する仕事に興味のある方の参考となれば幸いです。前回の記事(連載第1回目です)はこちらです。
まずは、英語学習を始める前にかならず必要なストラテジーとロードマップをどのように立てるかについて整理したいと思います。
英語学習をこれからしていこうとなると、まず本屋に参考書を買いに行きたくなるかもしれませんが、いきなり本屋に行くのは得策ではありません。
まずは、目的、目標、目的達成手段を決めて、いざ勉強を始めたら「あとは手を動かすだけ」という状態にすることが重要です。なぜなら、語学学習は退屈な反復作業の繰り返しだからです。少しでも迷いが生じると挫折する原因になるので、最初に決めたロードマップ以外のことはなるべくしないようにするのが良いかと思います。
それでは、ぼくの経験からの英語学習のストラテジーとロードマップを解説します。
ストラテジー
学習開始時点でのぼくの英語力は、大学受験のおかげで英語の読解(Reading)が多少できるという状態で、英会話は全くできない状態でした。TOEIC500点くらいだったと思います。
以下の英語力マップというのが自分のレベルの参考になるかと思います。ぼくの場合、フェーズ4〜5あたりだと思います。
そこで、目的を以下の2点に設定しました。具体的には上記英語力マップのフェーズ6を目指します。高すぎるのはNGです。
目的
日本語と同等レベルで英語を英語のまま大量に読んでも苦痛ではなくニュアンスまで把握できる
英語圏の人とナチュラルに会話ができる
目的とは、抽象的に達成したい状態のことです。目的は絞った方が良いのですが、なぜその目的を達成したいのかという動機を言語化していると絞りやすいです。参考までに、以下にぼくの目的とその理由を書き出した内容を載せておきます。
目的を決める例
英語を喋れるようにする目的は?
海外での生活にあこがれている
英語が喋れる自分に自信がもてる
仕事の機会を増やすことができて市場価値の高い有利な人材になれる
コミュニケーションできる相手の幅を広げ、自分の価値観や人格、知見の幅を広げたい
英語圏の文化やコンテンツを英語のノリやカルチャーで楽しみながらスムーズに吸収していける
暗号資産のリサーチャーとして大量に英文を読む必要があり、ノーストレスで英文を読解できるレベルになりたい
なぜそのような目的なのか?
長年、英語を喋れるようになりたいという気持ちはあったがしっかり勉強することができていなかった
いまは時間を以前よりも自由にコントロールできる環境となり、勉強時間を確保しやすくなった上に、業務上英語力の向上は仕事の質の向上に繋がる状態になった
今はインターネットを活用すれば学習ノウハウ、学習教材などは無限に存在するので、昔よりも効率よく勉強できるようになっているという仮説がある
次に、上記の目的2つを満たした状態を達成するための目標を決めていきました。目標とは、目的を達成するための指標(インディケータ)です。目的の状態を達成するために具体的にどのような達成水準を設定するかということになります。目標は「時間と感情」という軸で整理していきました。
目標
期間は6ヶ月(延長可能)で英語学習は1日90分しかできない(時間)
生活の優先順位を英語学習のために崩さない(感情)
前提として1日90分以上は英語学習に取らないこととしましたが、移動や運動中、家事の時間などにできる「ながら学習」は時間に含めていません。ぼくの経験では、このながら学習がじわじわ効いてきたので、詳細については後述したいと思います。
90分しか、できないとしている点も重要でそれ以上学習時間を取れない=学習内容をダラダラやっている時間はないという仕組みを取っています。これは心理的なことですが、こうした取り組みがあった方が挫折可能性を下げることができると思います。hohetoさんも記事で書いていますが、QOLを下げない方が挫折しにくいです。逆に挫折した経験のある方は、ここのレベル設定を誤っていたということになると思います。
ロードマップ
目標まで決まったら、その目標を具体的にこなしていく手段を決定していきました。目的のブレインストーミングをした段階の個人的な仮説の通りですが、今は英語学習をしようと思うと教材が無限にあり、どれから手を付けてよいかわからなくなります。
そこでネットで色々調べたところ、ある程度の上級者以上はともかく、ぼくの目的の2つを達成するための学習方法はある程度パターン化されていることが分かってきました。それらを総合して、最も自分にあっている流れは以下のようなパターンでした。
英語学習のロードマップ
中学レベルの英文法と基礎的な発音の習得
瞬間英作文的な英文の音読や暗唱
独り言での英会話
オンライン英会話
英語ドキュメントの多読と語彙力アップ
前回のニュースレターで触れた連載タイトルに、上の英語学習ロードマップは対応していますので、再掲します。
なぜWeb3と英語学習なのか?
ストラテジーとロードマップ ←今回の記事
基礎学習を効率化と時短したい人のための英文法と発音(ロードマップ1に対応)
英会話作文の反復は慣れてからが始まり(ロードマップ2と3に対応)
オンライン英会話の超具体的な使い方(ロードマップ4に対応)
本当に良いと思ったのみの英語学習コンテンツと課金内容(ロードマップ1〜5に対応)
Web3で英語力をどう活かすか(ロードマップ5に対応)
1日30分しか英語学習ができない場合の学習メニュー
以下、各項目で紹介する内容かんたんに書いておきます。詳細は、連載の中で解説していきます。上から優先順位が高いものになっています。
中学レベルの英文法と基礎的な発音の習得
英文法:YouTube:英語コーチイングリッシュおさる -【最短最速】中学英語完全攻略【永久保存版】
英文法:書籍:「英文法の鬼100則」
発音:YouTube:英語聞き取りバイブル!英語が聞き取れる7つのポイントを映画で確認!
発音:YouTube:【永久保存版】たった30分で発音記号を完全攻略【速習まとめ】
発音:書籍:「英語耳」
発音:アプリ:ELSA
瞬間英作文的な英文の音読や暗唱
書籍:中学レベルの英単語でネイティブとペラペラ話せる本
YouTube:パターン英作文380フレーズ|英会話のための初級英作文
独り言での英会話
Youtube:【Repezen Foxx】- 日本一わかりやすい英会話授業
独り言のメリットはいつでもどんなことでも話したい内容を話せること
独り言を録音して配信してみた結果
オンライン英会話
オンライン英会話の使い方:YouTube:英会話が中々上達しない人に実践して欲しい事
予習と復習に十分な時間を取れない時のオンライン英会話の使い方
オンライン英会話の意外な効果
英語ドキュメントの多読と語彙力アップ
クリプトのリサーチ業務をできるだけツール翻訳なしで行う
ここの項目は実務でレベル上げするようなイメージ
参考:YouTube:【時間足りない?】英語の読解が倍速になる裏技テクニックを公開
ぼくはこの順番で1日90分というボリュームでやっていった結果、英語を何とか話せる状態、かつ、英語に対する抵抗感を失くす、という状態になりました。少なくとも自分にはあっていたやり方だと思います。なお、最終的にはいくつかの項目を同時並行するかたちとなります。
ロードマップとストラテジーは以上となります。次回は、基礎学習を効率化と時短したい人のための英文法と発音(ロードマップ1に対応)です。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また。
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