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Deep Dive
Ethereumのハードフォーク・コードネーム「Dencun」が13日にEthereumメインネットで起動されました。注目とされている変更は、EIP-4844 プロトダンクシャーディングと呼ばれています。
どのような内容なのかについては、以下の記事でできるだけコンパクトに解説しています。
個人的には、起動直後はL2のガス代がそこまで劇的に安くなるということはないと予想しており、徐々に効いてくるようなイメージを持っています。全体的に10分の1くらいに落ち着くと予想しています。
あとは、Blobは大容量を低コストで扱えるデータ領域のことで、 zkRUだとCalldataに入れてるデータはそこまで大きくなく、ORUの方がCalldataに入れてるデータ量が大きいので、結果今よりガスコストが下がるのはORUなのかなと思ったりしています。
このあたり、実際にどうなるのかはとても興味深いので、しばらくロールアップのガス代については話題にされることが多くなると思います。
ただし、EIP-4844が実装されようと、イーサリアムのスループットがEigen DAやCelestiaなどのDAソリューションを採用したロールアップよりも向上することはないです。僕個人ではスケーラビリティについては、目的にどう最適化されているかが重要で、処理性が高ければいい高いほうが良いということはないという考えを持っています。
本日は以上です。
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